
RFID ご利用ガイド
RFIDリーダーの導入・使い方
Sony RC-S380・ELECOM MR-ICA001BK の準備から、カード登録・打刻、困ったときの対処まで。
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1. 機種と必要なものを確認する
リーダー本体の型番を確認し、利用するPCに1台だけ接続します。RepoRISではFeliCaカードを使います。マイナンバーカードやMIFAREカードは登録できません。
| 機種 | Windows | Mac |
|---|---|---|
| Sony RC-S380 | NFCポートソフトウェア + RepoRIS RFID連携アプリ | ChromeからUSB接続。RepoRIS RFID連携アプリは不要 |
| ELECOM MR-ICA001BK | ELECOMドライバー + RepoRIS RFID連携アプリ | ELECOMドライバー + Mac用の起動ファイル |
Windows版の連携アプリはx64用です。以下のWindows手順はWindows 11を想定しています。メーカーの対応OSも配布ページで確認してください。ブラウザは最新のChromeを使用します。
2-A. Sony RC-S380をWindowsで準備する
- RC-S380をUSB接続します。USBハブ経由で認識されない場合はPCへ直接接続してください。
- Sony公式:NFCポートソフトウェアのダウンロードを開き、対応OSを確認してインストーラーを取得します。
- ダウンロードしたファイルを実行し、画面の手順に従ってインストールします。管理者権限が必要です。再起動を求められた場合はPCを再起動します。
- Windowsのデバイスマネージャーで、RC-S380に警告や「コード28」が出ていないことを確認します。
- 続けてRepoRIS RFID連携アプリをインストールします。ドライバーと連携アプリの両方が必要です。
詳しいメーカー手順:Sony RC-S380セットアップガイド。WindowsではChromeのUSB機器選択画面を使いません。
2-B. ELECOM MR-ICA001BKをWindowsで準備する
- ELECOM公式:MR-ICA001 Windows用ドライバーを開き、対象製品が「MR-ICA001BK」であることを確認します。
- 使用許諾を確認してZIPファイルを取得し、右クリックの「すべて展開」で解凍します。
- 展開したフォルダー内のSetup.exeを実行します。管理者権限で手順に従い、必要に応じてPCを再起動します。ファイル名はバージョンにより変わる場合があります。
- リーダーをUSB接続し、緑の電源ランプが点灯することを確認します。
- 続けてRepoRIS RFID連携アプリをインストールします。Sonyから切り替える場合も同じ連携アプリを使えます。
メーカー手順とランプの見方:ELECOM MR-ICA001BKユーザーズマニュアル(PDF)
3. RepoRIS RFID連携アプリをインストールする
この連携アプリは何をするもの?
RepoRIS用に開発した、PCのRFIDリーダーとWeb画面をつなぐソフトです。リーダーを接続したPCで動き、カードをかざすとカード番号(IDm)を読み取り、RepoRISのWeb画面へ渡します。社員へのカード登録や出退勤の記録は、受け取った番号を使ってWeb画面で行います。
メーカーのドライバーはリーダーをPCで使えるようにし、連携アプリはRepoRISとの通信を担当します。WindowsのSony・ELECOMとMacのELECOMでは両方が必要です。MacのSonyはChromeが直接リーダーと通信するため、連携アプリは不要です。
連携アプリはPC内で待ち受け、許可したサイトからの接続だけを受け付けます。Windows版の初期設定では本番サイトを許可済みです。カード番号をPCのファイルやログに保存することはありません。
管理者から RepoRIS-RFID-Setup.exe を受け取ってください。Sony・ELECOMの公式サイトでは、この連携アプリは配布していません。
- リーダーを使うPCで、受け取ったインストーラーを実行します。別のPCで使う場合は、そのPCにもインストールします。
- 「Windowsへのサインイン時にRFID連携アプリを起動する」を選択したままインストールします。
- 完了画面で「RFID連携アプリを起動する」を選びます。通知領域(タスクバーの「隠れているインジケーター」を含む)に「RepoRIS RFID」が表示されることを確認します。
- ChromeでRepoRISの本番サイトを開き、次の接続許可へ進みます。本番URLの入力や接続コードの入力は不要です。
次回からはWindowsへのサインイン時に自動起動します。手動で終了した場合は、スタートメニューの「RepoRIS RFID」から起動してください。インストーラーが手元にない場合やWindowsが実行を止めた場合は、配布した管理者へ確認してください。
更新・自動起動の解除・アンインストール
更新時は、管理者から新しいインストーラーを受け取って実行します。自動起動を解除する場合は、インストーラーの自動起動の選択を外して更新してください。Windowsの「設定 → アプリ → インストールされているアプリ」から「RepoRIS RFID」をアンインストールすると、自動起動の登録も削除されます。
Macで使う場合
Sony RC-S380
- RC-S380をUSB接続し、MacのChromeでRepoRISを開きます。Windows用のインストーラーは使用しません。
- 「リーダー設定」でSony RC-S380を選択して保存します。
- 「リーダーを接続」を押し、Chromeの機器選択でRC-S380を選んで接続します。連携アプリやローカルネットワークの許可は不要です。
ELECOM MR-ICA001BK
- ELECOM公式:Mac用ドライバーで対応OSを確認し、Mac用ZIPを取得・解凍します。DMGを開き、中のPKGを実行します。画面の指示に従ってインストールしてください。
- リーダーをUSB接続します。詳しい手順はメーカーのマニュアル(PDF)のmacOSの章を確認してください。
- 管理者から
RepoRIS-RFID-Mac.zipを受け取り、すべて展開します。フォルダー内のrfid-reporis.commandをダブルクリックすると、ターミナルが開きます。 - 初回はインターネットに接続して準備完了を待ちます。必要な実行環境をフォルダー内に取得するため、Node.jsやRepoRISのソースを自分で用意する必要はありません。Apple Silicon・IntelのMacに対応しています。
- 「RFID連携アプリ起動」と表示されたら、ターミナルを開いたままにします。終了するにはControl+Cを押します。次回も同じ起動ファイルを開いてください。
- Chromeの「リーダー設定」でELECOMを保存し、「リーダーを接続」を押して、接続許可へ進みます。
現在の RepoRIS-RFID-Setup.exe はWindows専用です。Mac用はDMGのインストールを使いません。macOSから確認が出た場合は内容と配布元を確認してください。実行権限のエラーが出る場合の起動方法は、ZIP内のREADME.txtに記載しています。
Mac用を更新するときは、前のターミナルでControl+Cを押して終了し、新しいZIPを別のフォルダーへ展開して起動します。
許可URLを追加・変更する
初期設定は https://reporis.jp と、移行前の https://new.reporis.jp です。別のRepoRISサイトや開発環境を使うときは、リーダーを接続するPCの連携アプリで設定します。
以前に許可URLを保存していて、https://new.reporis.jp だけを保存している場合は、同じ手順で https://reporis.jp を追加してください。追加しないと本番サイトでリーダーを接続できません。
Windows
スタートメニューから「RepoRIS RFID」を開き、「許可URL」に1行1件で入力して「保存して再起動」を押します。複数サイトを使う場合は、必要なURLをすべて残してください。保存後、Web画面でリーダーを再接続します。
Mac(ELECOM)
配布フォルダーの rfid-settings.command を開き、設定画面に1行1件で入力して保存します。起動中のターミナルをControl+Cで終了し、rfid-reporis.commandを開き直して、Web画面で再接続してください。
ページのURLを貼り付けると、パスを取り除いて保存します。HTTPS・HTTPのURLを最大50件指定できます。ホスト名やポート番号の違いは別の接続元です。空欄・ワイルドカード・ユーザー名付きURLは使えません。設定はPCの利用者ごとに保存され、更新後も引き継ぎます。
HTTPのURLを登録しても、Chromeの機能によってはHTTPSまたはlocalhostが必要です。Chromeのアクセス許可はサイトごとに設定してください。
4. Chromeで接続を許可する
WindowsのSony・ELECOMと、MacのELECOMが対象です。Webサイトから、このPCで動く連携アプリへ通信するための許可です。
- RFID管理または打刻画面で「リーダー設定」を開き、実際に接続した機種を選んで「設定を保存」を押します。
- 「リーダーを接続」を押します。初回はChromeが「ローカルネットワークへのアクセス」を求めたら「許可」を選びます。
- 「接続済み · カードをかざしてください」と表示されたら準備完了です。
以前に拒否した・許可画面が出ない場合
- ChromeでRepoRISを開いた状態で、アドレスバー左のサイト情報アイコンを押します。
- 「サイトの設定」を開き、「ローカルネットワークへのアクセス」を「許可」に変更します。
- RepoRISのページを再読み込みして、もう一度「リーダーを接続」を押します。
Chromeの許可は利用者の操作が必要です。アプリから自動では変更できません。設定が組織によって管理されていて変更できない場合は、PCの管理者へ連絡してください。別のPC・Chromeのプロフィール・サイトURLでは、改めて許可が必要になることがあります。
Chrome公式:サイトの権限設定を変更する / ローカルネットワーク接続許可について
5. カードを登録して打刻する
管理者:社員のカードを登録する
- 通常ログインで「設定 → RFID管理」を開き、登録する社員を選びます。
- リーダーを接続してFeliCaカードを1枚かざします。「読み取ったカード番号(IDm)」に16桁の番号が表示されることを確認します。
- 社員と番号を確認し、「このカードを登録・交換」を押します。番号を読み取っただけでは保存されません。 登録後もリーダーの接続は続きます。次の社員を選び、カードを入れ替えて続けて登録できます。
- 「専用アカウントを追加」で打刻端末用のアカウントを作成します。会社ID・専用ログインID・パスワードを端末の担当者へ渡します。
打刻端末:カードで出退勤を記録する
- RFID専用ログインで端末用アカウントにログインします。
- リーダーの機種を確認して接続し、出勤・退勤を選びます。
- 登録したカードをかざし、画面に記録完了が表示されることを確認します。次に使うときは、一度カードをリーダーから離してください。
同じFeliCaカードならSonyで登録してELECOMで打刻することも、その逆もできます。機種を変更しただけでカードを登録し直す必要はありません。登録画面と打刻画面で同じリーダーを同時に使わないでください。
トラブルシューティング
その他の症状は、該当する項目を開いて上から順に確認してください。
「このPCのRFID連携アプリに通信できません」
- Windowsの通知領域で「RepoRIS RFID」が起動しているか確認します。なければスタートメニューから起動します。
- 現在のサイトが連携アプリの許可URLに含まれることを確認します。別のURLやローカル開発環境を使う場合は、許可URLの設定から追加してください。
- Chromeの接続許可を確認し、ページを再読み込みして再接続します。許可しても失敗する場合は連携アプリを終了・起動し直してください。
許可を押す前に時間切れになった・応答がない
初回の接続では最大60秒待ちます。Chromeの許可を確認して、もう一度「リーダーを接続」を押してください。一度接続できた後に応答がなくなった場合は、画面が自動で接続し直します。USBを接続し直すか、連携アプリを起動し直せば、ボタンを押さなくても読み取りが再開します。
打刻の途中で接続が切れる・読み取りが止まる
カードをかざした直後に離した場合や、対応していないカードをかざした場合でも接続は切れません。案内が出たらカードを離し、FeliCaカードをかざし直してください。USBが抜けた・連携アプリが止まったなど接続自体が切れた場合は、「自動で再接続しています」と表示したまま復旧を待ち、戻り次第そのまま読み取りを再開します。止めたいときは「リーダーを切断」を押してください。
Sonyが見つからない・コード28・リーダーを開けない
Windowsのコード28はドライバー未導入を示します。SonyのNFCポートソフトウェアを導入し、デバイスマネージャーの警告が解消したか確認します。「Sony RC-S380に対応した最新版」と表示された場合は連携アプリも更新してください。MacではChromeの機器選択でRC-S380を選びます。別のタブやICカードアプリを閉じ、USBを接続し直してから再接続してください。
ELECOMが見つからない・「1台だけ接続してください」
本体がMR-ICA001BKであること、画面でELECOMを選んでいること、ドライバーを導入済みであることを確認します。リーダーは1台にし、USBの接続と電源ランプを確認してください。解消しない場合はメーカーのトラブルシューティング(PDF)も確認します。
「別の画面で使用中」・リーダーを切り替えたい
ほかの登録・打刻画面で「リーダーを切断」を押します。すでにその画面を閉じた場合は15秒ほど待ってから再接続してください。機種を変える場合は「デバイスをリセット」→ 機種を選択 →「設定を保存」→「リーダーを接続」の順に操作します。登録済みカードや打刻履歴はリセットでは削除されません。
接続できるがカードを読めない・非対応カードと表示される
FeliCaカードを1枚だけ、リーダーの読み取り位置にかざしてください。財布やほかのカードから取り出して確認します。RepoRISはマイナンバーカード・MIFARE・ISO15693タグには対応していません。WindowsでPC/SCやSmart Cardのエラーが続く場合は、管理者にSmart Cardサービスの状態を確認してもらってください。
番号は読めるが打刻できない・未登録と表示される
管理者が該当社員に対して「このカードを登録・交換」を押したか、打刻端末が同じ会社の専用アカウントでログインしているかを確認します。専用アカウントが無効になっている場合は管理者へ連絡してください。「本日は出勤済みです」などの表示は、記録済みの状態と出勤・退勤の選択を確認します。
PCを再起動したら使えない
スタートメニューから「RepoRIS RFID」を起動してください。Windowsの「設定 → アプリ → スタートアップ」で無効になっていないか、インストール時に自動起動を選択したかも確認します。起動後はChromeで「リーダーを接続」を押してください。MacのELECOMは配布フォルダーのrfid-reporis.commandを開き、ターミナルを開いたままにします。
リーダーの型番、WindowsかMacか、利用中のサイトURL、表示されたエラー全文、ドライバーと連携アプリを導入済みかを伝えてください。カード番号やパスワードを送る必要はありません。